バイエルンの世界遺産、湖上の住居 (Lake dwellings)

バイエルンの「アルプス山系の先史時代杭上住居跡群」は国境を超えたユネスコ世界遺産として公式に認められました。

杭上住居群
「アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群」は国境を越えたユネスコ世界遺産です。この杭上住居群は水中の考古学遺跡として記録に残る最古のものです。合計111の遺跡がアルプス山脈のある6カ国で見つかり、ユネスコ世界遺産に登録されています。そのうちの3か所がバイエルンにあります。

ペステンアッカーはバイエルンで最も重要な湿地帯集落です。「フェアローレナー・バッハ小川」の泥炭が多い氾濫原に作られた先史時代の集落で、レヒ川の流れるランツベルク郡にあります。この集落の歴史は紀元前3496年までさかのぼることができます。研究は石器時代のアルトハイム文化や建築、杭上住居で知られるペステンアッカーで行われています。比較的短い期間に異なる時代の集落があったことがわかっています。発掘では垣根で囲まれた50×30メートルの範囲内に最大17戸の小さい家屋があったことが明らかになりました。小さな野外博物館が集落の南に現在建設中です。発掘品は隣接した博物館に展示されています。

フェルダフィング‐シュタルンベルク湖のローゼン島
ケンプフェンハウゼンの新石器時代の杭上住居群から離れたところにローゼン島集落があります。バイエルンにある唯一の湖畔集落です。この遺跡は島という特別な地形学上の立地から常に注目されてきました。当時の建築木材、基礎杭、かつての住居の層が良い状態で数多く残っていて現在も浅瀬の広い範囲に見ることができます。約2500年前の鉄器時代の土台の梁のような物が見つかりました。この時代は水辺に近い集落はめずらしいものでした。そのほかに新石器時代中期の歴史も見られ、集落が長く続いたことがわかります。ローゼン島集落がほかの杭上住居群の中でも特徴的と言われる理由はここにあります。


Pfahlbaumuseumユネスコ image.enlarge
Pfahlbaumuseumユネスコ © Pfahlbaumuseum